この記事のタイトルは:
「
カメラボタンに使用されるステンレスボタン 」です。
Z5シリーズ用EDGE LINEから、カメラボタンにはiPhone6から採用したステンレスを削り出したオーバルボタンを採用して参ります。VOLUME UP/DOWNは本体が一体ボタン(シーソータイプ)のために、個々の大きさに制限があるため従来通りアルミの丸型ボタンとなります。
こちらのオーバルボタンはステンレスから削り出して、最後に表面にヘアライン処理(画像上)を与えていますが、当初研磨仕上げ(画像下)も検討しておりました。

鏡面仕上げは単体で見れば綺麗なのですが、ただでさえ硬いステンレスをここまで削りだしているにも関わらず樹脂をメッキしたような仕上がり加減になってしまうのはステンレスである意味が無くなってしまうことから、ヘアライン仕上げを採用しております。本当に小さく組み込まれてしまう一つの部品でしか無いのですが、一つの商品を作ることと変わらないほど多くの検討や試作によって完成したものです。
posted by
alumania 2015/12/04
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。