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メッキモデルの商品化は難しいです。

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メッキモデルの商品化は難しいです。 」です。

アルミの表面にもクロームメッキは可能です。但し、一般的な方法では耐久性に乏しく、ひび割れからの剥がれが徐々に生じてしまいます。特に常に手に触れるスマートフォン用の商品としては一部でも剥がれが生じると、指に細かいメッキが刺さって大変危険です。耐久性を完全に保てる方法のクロームメッキもあるのですが、とてもではありませんが現実的に販売できる価格にはなりません。170201一方、ニッケルメッキという方法でしたら、耐久性は高く色もブラックメッキのような仕上がりになります。昨今では自動車のグリルなどでも多くなっているような色ですが、あちらは真空蒸着なので生産方法が違います。しかしながら、ニッケルメッキの場合はヒビ剥がれは生じないのですが、色落ちが激しくなります。画像は約半年使用したものではありますが、これでは商品としては成り立ちません。
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この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。