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アルミ製エアバルブキャップの純正品との違い

この記事のタイトルは:

アルミ製エアバルブキャップの純正品との違い 」です。

自動車のホイールに装着されている、空気を入れるバルブの先端に装着されるアルミ製「エアバルブキャップ」を、まもなく登場予定のフルビレット・エアバルブキャップと、一般的な(トヨタやレクサス)純正部品と並べています。

純正エアバルブキャップのほとんどは樹脂製の黒いキャップとなっておりますが、高級車であるレクサス車などはアルミ製になっております。

しかしながら、エアバルブキャップ自体の機能的な部分は少ないとはいえ、純正品のアルミ製エアバルブキャップはなかなかチープに仕上がっています。

アルミ製エアバルブキャップの比較
左がフルビレット品、右がトヨタ・レクサスの純正品

左のビレットエアバルブキャップが規則性のある垂直方向に立っている状態に対して、純正品は下に向かってテーパーが付いてしまい、末広がっていることが分かるかと思います。

純正品が雑な造りになってしまっているのは、もともと押し出し材を使用してストレートの素材から、内部のネジをつくる時にプレスを多用しているため全体的に入り口が広がってしまうのが原因です。

純正品は肉厚も薄く、軽量・コストを安価に仕上げるためではありますが、材料を切り出した感が強いものになっています。

もちろん、用途(機能)上は内部の組み込まれたパッキンによって(エアバルブ内へのゴミ侵入などの)問題が生じるものではありませんが、単体で見ると高級車用の部品としては少し精度感がありません。

純正品の側面の仕上がりもヘアラインとも言えない、押し出し材とプレスを多用したような傷跡が無数に残っていますので、加工コストが優先されたような仕上げになっています。

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この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。