この記事のタイトルは:
「エアバルブキャップのフルビレット品の証」です。
高いものから安いものまで本当に多種多様なエアバルブキャップですが、当社製品はこれほど小さい商品でも、フルビレット(全面切削)で1pcsで加工して仕上げています。
こちらは自動車やバイクのタイヤ(ホイール)に装着されているエアバルブキャップです。
通常は樹脂製ブラックの樹脂キャップがほとんどですが、ワンピント性も発揮するアルミ製で全面を削り出す切削品のエアバルブキャップ(VU-001-HX)です。
六角側面までも削り出した証の切削模様
側面の円柱方向に対して平面には横縞が見えます。この細かな模様がまさに切削している証となります。
この六角平面を一つ一つエンドミルで直線移動切削するために切削痕が残ります。ちょうどalumaniaロゴが印字されている平面のことです。
一般的なアルミ製のエアバルブキャップであれば、素材に六角棒の押し出し材を用いて内面を加工(ネジ部加工)するだけが多いアルミのエアバルブキャップは、側面側まで切削加工することはほとんどありません。
エアバルブキャップにここまでこだわって切削を仕上げる必要など、エアバルブキャップ本来の機能としては全く必要はありません。
しかしながら、こだわり抜いた結果、最終的に行き着いた仕様が現在の商品仕様とデザインとなっております。
贅沢にも無垢材から全てを削り出したフルビレット品でありながら、内部のバルブコアガイド部分もネジ部のオーバーラップにより加工観点からの常識を覆したものになっています。
posted by
alumania 2018/04/27
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