ノマドが納車されました！ジムニーと並べて比較ギャラリー

発売開始（2025年4月3日）から、僅か4日で5万台の注文となり、受注停止となってしまった5ドアのジムニー「ノマド（JC74W）」
今では初期受注分でも納期は最長3年ほどと、かなり気が遠くなってしまうような状況です。

ディーラーさん曰く、「想定外の状況になってしまったので、メーカーも月間生産数の増産体制を急ピッチで進めてるようです」とのこと。
とはいえ、ノマドはインド産の輸入車でもありますので、現況では確かな情報はないとのこと。期待しているのですが…

そんな状況のノマドではありますが、この度、ディーラーさんのご厚意もあって、納車日としては4月19日に納車されました。
こちらからは「最速で納車して！」とディーラーさんにお願いしていたため、頑張っていただいて早期に到着したノマドです。

納車されたノマドのボディーカラーは【ブルーイッシュブラックパール4（WB3）】のAT車です。

ノマド（JC74W）のグレード構成は1本（FCのみ）でATかMTのどちらかです。

まだ、納車されたばかりで細かい確認が済んではおりませんが、まずは実車ノマドの外観からチェックしていきますので、その時に撮影したノマド（JC74W）をご紹介していきます。

納車ホヤホヤなのでシートのビニールなど剥がしていないほどです。内部などの詳細については後日改めてご紹介していきます。

実車ノマド（JC74W）の外観周り

ノマドの外周を右回りに1周回ったようなイメージで画像を並べて参ります。

ノマドの見分け方の特徴としては、フロントグリルがジムニーやシエラと違って塗装とメッキ加飾が施されています。

フロントグリルをオプション品に交換される方は多いと思いますが、ノマドのフロントグリルは純正でも高級感があります。
むしろグリルを変更するよりもオプション品よりも価値があるような気になります。

シエラよりも全長が長くなっていることで、シエラに見慣れているおかげで最初は違和感があります。

横から見ると自然なボディーに感じます。給油口が後席ドアより後ろになりますので、シエラなどでフラットな形状であった開口する給油口のいわゆる蓋はボディー形状に沿った形状になります。

真横まで回りますと、適度な全長のロングボディーが映えます。迫力が増したボディーサイズでジムニー史上で待ちに待っていた5ドアです。

テールランプなども含めてデザイン的なものは3ドアのジムニーとシエラに同じです。なお、テールランプはバックフォグ付きです。

後方から見て右側のウインカー部の左（イン）側がバックフォグになっています。一方、左側のテールランプのイン側は透明でバックランプになっています。そのため、よく見ると左右でレンズの色違いがあります。

真後ろから見れば、右のテールランプのウインカーの中心側（左）が赤くなっていることが明確です。バックフォグが標準で付いています。

運転席の右側のウインカーレバーにあるフォグランプON/OFF部を奥まで回すと点灯します。

前後タイヤ上のタイヤハウスの懐にも大きな余裕があり、クロカン車の醍醐味です。オーバーフェンダーの張り出し感も強く、ノマドの車体ボリューム感に寄与しています。

外観的な大きな特徴は5ドア化されたためのロングボディーとフロントグリルになります。

ワイドボディーはシエラ（JB74W）の特権でありましたし、シエラに慣れ親しんできたため、5ドアのノマドは実車の初見ではロング化されたシエラのようで最初は違和感を感じましたが、直ぐに慣れてしまいました。

こうやって見ていると、かなりノマドは（ジープの）ラングラーに近づいたボリューム感とデザインに感じるほどです。車体色が白であれば、よりラングラーに見えてくるのでは？と思うほどです。

ジムニーとノマドを並べて比較

次に、（注文が出来ない）ノマドを待つか、注文ができるジムニーかシエラにするか悩んでしまう方のために、比較対象があると違いなども少し分かりやすくなります。
そのため、ノマドと（標準状態ではありませんが）ジムニーを並べてみましたので、ご紹介していきます。

並べているジムニー（JB64W）は2022年モデルでバックセンサーが付いた現行車の1つ前のモデルになります。

これはシエラと並べても同じことではありますが、ジムニーと並べますとノマドはオーバーフェンダー分のボリューム感がありますので、デザイン的にもワイドボディーとしての安定感が大きく感じることができます。

正面から見れば単なるシエラとジムニーの比較と同じように見えるだけにはなってしまいがちです。シエラに同じことが言えますが、ノマドもオーバーフェンダーの効果は高く、バランスの良い安定感のある印象です。

画像は（正面比較しやすいように）遠くから望遠で撮っておりますので若干ボケがかかってしまってます。

ロングボディー＋オーバーフェンダーによって、ジムニーが小さく見えてきます。とはいえ、そこがジムニーの良さでもあります。しかし、やはりファミリー層には後席ドアは必須になりそうです。

後方から見ましても、ノマドはその大きさが映えます。バックドアのスペアタイヤレス化するカスタムも多くなりそうです。

撮影していたら、どんどん暗くなってしまったので、ここまでとなります。

まとめ：ノマドを運転してみて感じた感想など

ここまでに納車されたノマド（JC74W）の外観デザインについて、ジムニーとも比較できるようにご紹介してきました。

少し運転しただけの感想ではありますが、やはり5ドアの便利さにメリットが大きく感じます。

どうしてもバックドアが横開きのために、荷物の置き場が完全に後席ドアを開けて後席シートに移りました。これだけで日々便利さを感じるようになります。

そして、何より乗り心地については、（ジムニーと比較して）断然にワイドボディーとロングボディーによる安定感を感じます。
これは、トレッド幅とホイールベースの違いが大きく効いています。ジムニーと比べれば理屈的にも4輪が広く置かれた状態になるわけですから、車体は揺れにくく、シエラと比べても直進安定性が増します。長距離走行に向いた方向になり、ファミリー層には特にオススメの1台になります。

現時点で各所の詳細測定を済ませていませんので、正確ではありませんが、やはりノマドも基本的な箇所はジムニーとシエラにほとんどが同じです。

納車されたノマドはオプション品など何もない状態なので、今後ナビの取り付けやジムニー、シエラとの違いなどもご紹介していく予定です。

現時点のジムニー・シエラ用のアルマニア商品一覧（ストア）は以下のバナーよりご確認いただけます。

アルマニア商品のノマド（JC74W）対応への適合確認・新商品開発については、今後進めていきます。
適合確認や商品企画等が決まりましたら順次ご紹介していきますので、併せてご期待いただければ幸いです。

5ドアモデル＝ノマドの真骨頂である後席を中心に解説した内装編については、別記事でご紹介しています。こちらも併せてご覧ください。

alumania

この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。