この記事のタイトルは:
「ストラップが取り付けられるようになります。」です。
現在開発中のXPERIA1Ⅱ用のエッジラインには、新機能としてストラップが背面側の中心部に取り付けられるようになります。古くからエッジラインをご利用の方には懐かしくも感じられるセンターフックの再来とまではいきませんが、用途や機能的には同様の利便性を持つことになります。
ご存じない方のために、過去のモデル用にはオプション品扱いでしたが、エッジラインのボトム側だけを交換する「センターフック」がありました。
このセンターフックは、シャフト式になっており、ベルトなども取り付けることができて、吊り下げて利用いただくことをメインとしたアイテムでした。また、交換式であったため、カラーもメイン側と異なるカラーを選んでいただくことも可能でしたので、ツートンカラーでご利用いただく方も多くいらっしゃいました。

センターフックのデメリットとして、背面側と底面側にフック部分を設けているため、その分の飛び出し量が必要になり、全体として大きくなってしまうことが難点でした。
これらデメリットや、モデル別で充電端子位置が今では主流の底面1か所で統一されていなかったこともあり、オプション品であったことから次第に設定できるモデルは少なくなっていきました。

今回のXPERIA1Ⅱ用のエッジラインでは、そこまでの発展性はありませんが、中心の背面にストラップが取り付けられるようになることで、今までのエッジラインでも左右や吊り下げにも利用することはできたものの、方向が限られていました。
これによって、より自由度が増して自然な方向でストラップアクセサリーを取り付けてお楽しみいただけるようになります。
XPERIA1Ⅱ用のエッジラインのセンターストラップ機能
プロテクションガード部分に配置した(2つの穴)ストラップホールから、ストラップの紐を通すことができる、センターストラップ機能を追加しています。

これによって、エッジラインのXPERIA XZ2用から始まった背面側とカメラレンズ保護の「プロテクションガード」にストラップホールを設けたことで、背面側と底面側への飛び出しは一切生じないため、バンパー自身の大きさは変わることなく(一切大きくなることなく)新たな機能が追加されることになります。
また、以前のようにオプション扱いの別売品ではなく、標準搭載機能ですので、別途お求めいただく必要もないものになります。

センターストラップホールにストラップアクセサリーを取り付ける場合は、エッジラインの装着前に先にボトム側へストラップをアクセサリーを取り付けておく必要があります。
センターストラップ機能部分の内側加工
ストラップホールに紐を通すと、紐の分の厚みを吸収させてあげる必要もあります。これは、ストラップの紐が内側に飛び出てしまえば、ボトム側の装着が困難になるためです。そのため、背面の接触面よりも一段落としてあります。
もう少しこのあたりの加工調整が必要ではありますが、充電時の充電ケーブル開口と干渉することもなく、良好な使用感になっています。

もちろん、センターストラップをご利用されない方は過半数以上かもしれませんが、発展性と可能性の観点で少しだけ商品的な魅力があがる部分でもありますので、是非お楽しみいただければ幸いです。
この記事の前後リンク