ソニーの2026年フラッグシップモデルとなる「Xperia 1 VIII」(エクスペリア ワン・マークエイト)が、発売日となる2026年6月11日に到着しました。今回到着したのは、ソニーストアで予約していたSIMフリーモデル「XQ-GE44」です。
Xperia 1 VIIIは、ドコモ・au・ソフトバンクの各キャリアモデルと、ソニーストアのSIMフリーモデルが同日発売となっています。前モデルのXperia 1 VIIから同日発売の流れになっており、今回も発売日に各販路の足並みがそろいました。
この記事では、到着したXperia1 VIIIをパッケージ開封から外観チェックまで実機ベースで紹介していきます。性能レビューやカメラの撮影比較ではなく、まずは今後の製品設計前に確認しておきたい外観・ボディー形状・各部レイアウトを中心に見ていきます。
また、比較対象は基本的に前モデルとなるXperia 1 VIIです。1VIIIではカメラアイランドの形状が大きく変わっているため、1VIIとの外観差はかなり分かりやすくなっています。
Xperia 1 VIIIの発表内容・スペック概要はこちらで紹介しています。
なお、Xperia 1 VIIIのカラー選びについては、皆様にアンケートへご協力いただいております。投稿いただくと、その時点での集計結果も確認できますので、まだ未回答の方はこちらもご覧ください。
それでは、ここからは到着したXperia1VIII(1mark8)の実機をパッケージ開封からして、最後に1VII(1mark7)と並べて比較していきます。
Xperia1 VIII:パッケージからの開封
こちらが発売日(2026年6月11日)に到着したXperia1 VIIIのパッケージです。Xperiaシリーズではおなじみとなっていた成型素材から、シンプルな紙折りパッケージに変更されています。

今までにあったモデル名が記載されている帯巻きも無く、箱のみです。
裏側を見ますとサイドの中心に爪でロックされています。そのロックを外して上蓋部分を開くことになります。

なぜ今回パッケージ素材が変わっているかは分かりませんが、恐らく本体デザインの刷新に伴って、更に成形パッケージよりもコスト減できる紙折りパッケージへと変更されたのではないでしょうか。タイミング的には変更するには今回がベストな時だったのかもしれません。
上蓋を開けばディスプレイ側とご対面です。ディスプレイ側は保護フィルムが貼られています。

開封して内容品を分けて行きますと、もちろん特筆するような付属品はありません。

パッケージ内の構成としてはやはり本体のみといったところです。
早くデザイン変更された背面が見たい!という衝動を抑えつつ、次項から順番に見ていきます。
Xperia1VIII:外観ボディーチェック
Xperia1VIIIは、前モデルのXperia1VIIと比較して本体サイズは近いものの、背面デザインは大きく変更されています。特に目立つのは、縦長だったカメラ部が四角形のカメラアイランドへ変更された点です。
Xperia1VIIIと1VIIの公称ボディー寸法
- Xperia1 VIII → W約74mm×H約162mm×D約8.3mm(約200g)
- Xperia1 VII → W約74mm×H約162mm×D約8.2mm(約197g)
数値上では厚みが約0.1mm、重量が約3g増えた程度ですが、カメラ周辺の造形が大きく変わっているため、実機の印象は1VIIよりも新型感はあります。
ケースやバンパー設計の観点では、1VIIとの共通化は難しい可能性が高いため、各部の実測確認が必要になります。
1VIIIの正面側と背面側
まずはXperia1 VIIIの正面側を見ますとXperia 1 VIIと同じく約6.5インチの有機ELディスプレイを採用しており、正面側の印象は歴代XPERIAと変わりはありません。

次に背面側ですが、やっとご対面できた背面側は、かなり特徴的で斬新感も感じます。
四角形のカメラアイランドの存在感は予想よりも強く、それでいて綺麗に収まっている印象です。
これで、現時点では新型「Xperia 1 VIII」であることは一目で分かります。
事前情報の中では変更後のカメラデザインにネガティブな意見が散見されていましたが、実機を見たらかなりその考えは変わるのではないでしょうか。
上下左右の各側面
次にXperia1 VIIIの上下左右の各側面を確認していきます。ボタン類の基本配置はXperiaシリーズらしく、右側面に集中しています。
左側面と右側面

左側面は従来通り、物理ボタン類がなくシンプルです。
一方、右側面には音量上下ボタン・ディスプレイボタン・カメラのシャッターボタンが配置されています。これらは従来(1VIIと同じ)通りです。
上面と底面

上面にはマイク穴と3.5mmオーディオジャックがあります。底面にはSIM・microSDカードトレー、マイク穴、USB Type-C端子が配置されています。3.5mmオーディオジャックとmicroSD対応が継続されている点は、Xperia 1シリーズらしい特徴です。
ひとまず1VIII単体をグルっと見たところから、次項ではこの前モデルの1VIIと実機同士で並べながら比較していきます。
前モデル(1VII)と新型1VIIIの比較
ここからは前モデルのXperia1 VIIと新型のXperia1 VIIIを並べながら外観比較していきます。1VIIと1VIIIの違いは、正面よりも背面側が圧倒的な違いがあります。
本体の比較前に、パッケージの違いも紹介しておきます。

最初に成形パッケージに変更されて時はかなり大々的なアピールもありましたが、息をひそめて紙折りパッケージへ変更となっています。もともと印刷もソニーらしくシンプルではありましたが、1VIIIのパッケージもカラーでは無く1色(1K)のみの印刷です。
1VIIIと1VIIを並べて各方向からの外観比較
次に前モデルのXperia1 VIIと新型のXperia1 VIIIを並べながら外観比較していきます。1VIIと1VIIIの違いは、正面よりも背面側に集中しています。

正面だけでは大きな差を感じにくい一方で、背面のカメラアイランドは別モデルであることがすぐ分かるほどの変更です。

カメラアイランドの形状が変わるだけで全く別物に見えてくるのは、いかにカメラアイランドのデザインが重要なのかと考えさせられます。ただ、この部分だけで言えば大幅に大型化されてしまいました。
公称サイズで比べても1VIIIは1VIIから本体サイズが特に変わったものではありません。
しかし、カメラ部の張り出し方や背面上部の造形が変わっているため、アルマニアの商品設計では別モデルとして扱う必要があります。
次に全体周りの各側面でも1VIIと並べて比較していきます。

左側面には、下側の位置にXPERIAの文字が彫られています。左側面は物理的なボタンなどもなくフラット感が強いため、ここにロゴが入ると一気にイメージは変わります。地味に嬉しいデザインです。
これも昨今の中では1VIIIのみの特徴ともいえます。

上面と底面を比較しますと、上面のマイク穴位置は一気に移動しています。
一方で底面側はUSB-Cやマイク穴位置、SIMカードトレーなど、そっくりなほどに同じで違いはありません。
カメラ(レンズ)周りの違い
Xperia1 VIIIの最も大きな変更点は、やはりカメラ周りのデザインです。1VIIまでは縦長のレンズ配置でしたが、1VIIIでは四角形にまとまったカメラアイランドへ変更されています。

1VIIIで望遠カメラが強化され、有効画素数が約4800万画素になりました。望遠センサーも1VIIの1/3.5型から、1VIIIでは1/1.56型へ大型化されています。この望遠カメラの強化が、カメラアイランド形状の変更にもつながっていると考えられます。
外観上はカメラ部の面積が広がったことで背面デザインの印象がかなり変わりました。アルミバンパーやレンズ周辺の保護設計では、このカメラアイランドをどのように逃がすか、または保護するかが重要になりそうです。
1VIIから継承されている部分
大きく変わったのは背面カメラ周辺ですが、Xperia1シリーズらしい要素も多く継承されています。縦長の本体バランス、フラットに近い側面、物理シャッターボタン、3.5mmオーディオジャック、microSD対応などは引き続き採用されています。
1VIIIは「完全に別物」ではなく、Xperia 1 VIIの基本構成を継承しながら、カメラ周りと細部の質感を大きく変えたモデルという印象です。

目をひく部分では左側面にXPERIAのロゴが入ったこともあるかもしれませんが、側面の表面仕上げも多スリットからブラスト表面に変わっています。このあたりは好き嫌いは生じるかもしれませんが、全体的に金属の塊感を意識したのではないでしょうか。
更に次のモデルでは、カメラアイランドのデザインではそのままで側面の仕上げを変えていきそうな感覚にもなります。
ただ、1VIIIは全体的に背面側もブラスト(ザラザラ)仕上げで、かなり大きい凹凸です。塊感と平板を演出しているのだと思われます。カメラアイランドが角はRですが、四角形が優先認識されますので、直線感の強い全体的なデザイン変更でブラッシュアップを遂げています。
1VIIIと1VIIの仕様差分
外観確認の記事ではありますが、設計上の判断に関係しやすい主要仕様だけを整理しておきます。
| 項目 | Xperia 1 VIII | Xperia 1 VII |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年6月11日 | 2025年6月5日 |
| サイズ | 約74×162×8.3mm | 約74×162×8.2mm |
| 重量 | 約200g | 約197g |
| 主な外観差 | 四角形カメラアイランド | 縦長カメラ配置 |
| 望遠カメラ | 70mm/約4800万画素 140mm/約1200万画素 | 85-170mm/約1200万画素 |
| 望遠センサー | 1/1.56型 | 1/3.5型 |
| バッテリー | 5000mAh | 5000mAh |
※仕様はソニー公開情報および既存記事掲載情報をもとに整理しています。詳細寸法は実機測定後に別途確認予定です。
Xperia1 VIIIのボディーチェックまとめ
ここまでに到着したXperia1 VIIIの実機を、パッケージ開封から外観確認、前モデルのXperia1 VIIとの比較という流れで紹介してきました。
Xperia1 VIIIは、公称サイズこそ1VIIに近いものの、背面カメラ周辺の造形が大きく変わっているため、外観上はかなり分かりやすいモデルチェンジになっています。

現時点で外観から確認しやすい1VIIと1VIIIの違いをまとめると、以下のようになります。
- 背面カメラ部が縦長から四角形のカメラアイランドへ変更
- 望遠カメラの強化により、カメラ周辺の造形が大きく変化
- 本体厚みは約8.2mmから約8.3mmへわずかに増加
- 重量は約197gから約200gへわずかに増加
- 3.5mmオーディオジャック、microSD対応、物理シャッターボタンは継続
- 左側面には「XPERIA」のロゴが入っている
Xperia1VIIIは、1VIIからの正常進化というよりも、カメラ部の存在感を中心に外観が大きく変わったモデルともいえます。
1VIから1VIIIまでの違い
| モデル | 発売時期 | 外観・仕様の特徴 |
|---|---|---|
| Xperia 1 VI | 2024年 | 4KからFHD+化し、電池持ち重視へ 望遠レンズ85-170mm |
| Xperia 1 VII | 2025年 | 超広角カメラを強化 側面形状など細部を変更 |
| Xperia 1 VIII | 2026年 | 四角形カメラアイランドへ変更 望遠カメラを大幅強化 |
※本記事は発売日到着後の外観プレビューです。カメラ撮影・性能面のレビューではありません。
今後は実機の詳細寸法を確認しながら、Xperia1 VIII用アイテムの商品化に向けて設計可否を検証していきます。









