この記事のタイトルは:
「 Xperia1VII用のレンズプロテクターが新登場! 」です。
Xperia1VIIの背面3眼レンズの突起エリアを保護する、アルミフルビレットで仕上げられたレンズプロテクター(親番:SX-L2517)が生産を完了し、アルマニアストアにて販売を開始致しました。

本体を手に取るまで正確には把握できていませんでしたが、1VIIのカメラ部分は突起部の外周ギリギリまで3個のレンズのガラス表面があり、レンズプロテクターを装着できるための接着平面が確保できないことが予想されました。
そのため、半ば商品化は諦めていたこともありましたが、商品の素材性を利用した側面への挟み込みと接着によって、なんとか装着構造を確立し、商品化に繋げました。
当時検討段階の1VII用レンズプロテクターについては以下よりご覧いただけます。
試作段階で無事に装着構造の確実な確認ができたため、生産を開始。この度、Xperia 1VII(ワン・マークセブン)専用のレンズプロテクターが完成。販売を開始致しました。レンズプロテクターの商品ラインナップページもXperiaVII用を追加して更新しております。
スケジュール的にも取り掛かりに入ってから、1か月ちょっとで販売開始できるまでに至りました。この間、従来品と異なる装着方法となったことで、かなり設計から生産までタイトに進めてきましたが、きっと皆さまに満足していただける仕上がりに達し、一旦、一安心といったところです。
ここでは、Xperia1VII専用レンズプロテクターの販売開始のご紹介と、実機に装着した製品版を画像と共にご紹介していきます。
しかしながら、このようなタイミングで、残念なお知らせが舞い込んでくることに…(次節へ続きます)
商品紹介前に「Xperia 1 VII の故障と交換対応」について
既にXperia1VIIをお持ちの方はご存知の方がほとんどかと思いますが、ソニーでは、本体の不具合による本体の交換案内が公表(2025年7月16日時点)されています。(引用:「スマートフォンXperia 1 VII SO-51F, SOG15,A501SO, XQ-FS44 電源が落ちる、再起動がかかる、電源が入らない事象に関する製品交換のお知らせ」)

弊社で利用しているXperia1VIIは現在のところ、そのような不具合が発生したことはありませんが、この問題はプログラムだけでは対処できない問題をかかえているようです。基板の不具合が原因となります。
本体自体の交換を進めていることから、(ソニーの)時限爆弾のように、いずれは立ち上げられなくなる(電源が入らない)などの症状が起きる可能性は高いことにはなります。こおうなってしまうと交換するしかありません。ちなみにIMEI(生産ロット番号)で調べてみたら、弊社の本体もしっかり対象品でした。
キャリア別の対象ではなく、SIMフリーモデルも含めて全てで対象となっていることから、恐らく、発売前に予約されていた方や、発売日直ぐに入手されているような方のほとんどが対象となっているのではないかと思います。ほぼ全回収(交換)ではないでしょうか。
というわけで、なんとか1VII専用品のレンズプロテクターが完成したところで出鼻をくじかれてしまった状況ではありますが、気を取り直して以下より商品紹介を進めて参ります。
1VII用レンズプロテクターの商品紹介
アルミのフルビレットで一つ一つ削り出すレンズプロテクターはアルミバンパーと同手法で製作されています。レンズ周りのために小さい製品にはなりますが、ここにも最新の切削技術で加工し、設計上の深化も進んでおります。

軽量で硬質なアルミ素材を用いて、その金属感と断面構造で大切なカメラレンズ周りをしっかりと保護します。特に1VIIのレンズハウジングの外周はピン角とも言えるほどに角が立っており、背面を下に向けて気軽に置くだけで簡単に傷や凹みがエッジに生じます。
裸利用では特に注意が必要ですが、レンズプロテクターを装着していれば、その点は気にならなくなります。3眼レンズのガラス面より外まで開口を広げていますので、大事なカメラ性能も一切邪魔しません。
装着構造と手順の紹介
装着構造は2つの要素で固定させます。製品内部に【挟み込む】+【両面テープ接着】の2つで固定する設計と加工が施されています。
両面テープのセパレーターを剥がして(STEP1)から、本体のレンズ突起部に装着するのですが、そのまま本体レンズの上面から単純に差し込まないようにしてください。
この挟み込み構造のために、3眼レンズの各間の中心部を開口させて、僅かに横方向へ広げられるようにしています。また、両面テープの厚み分があるため、装着時には広げながらはめ込むこと(STEP2)が必要です。

商品を取り外したい時は、両側面で両面テープが効いておりますので、上下方向は浮かせやすくなっております。そのため、上側を少し持ち上げて、隙間にマイナスドライバーなどを挟んで徐々に隙間を広げながら、両面テープを剥がしていく手順で外すことができます。
1VIIの場合は両面テープが側面に接着されていることから、剥がしてしまうとめくれてしまうため再利用ができません。両面テープはストア内に補修品設定しておりますので、再利用時は新品の両面テープを使用してください。
1VII用レンズプロテクターのカラーラインナップ
本体色に近付けたカラーラインナップとしておりますが、本体とは素材が異なりますので、あくまでも近似色です。

本体色のラインナップ(スレートブラック・オーキッドパープル・モスグリーン)に合わせた系統の3色と、人気のレッドを加えた合計4色のカラーラインナップとしています。
1VII用レンズプロテクターのカラー
- BLACK (ブラック系)【品番:SX-L2517-GK】
- PURPLE (パープル系)【品番:SX-L2517-PR】
- GREEN (グリーン系)【品番:SX-L2517-LG】
- RED (レッド)【品番:SX-L2517-RE】
各色の本体色と合わせたイメージ画像は以下よりご紹介していきます。
ブラック(SX-L2517-GK)

レンズプロテクターの「ブラック」は、ほんの僅かですが真の黒から黒味を落としています。本体色のストレートブラックに近付けたい思いからですが、ほとんど黒にしか感じられないかもしれません。
パープル(SX-L2517-PR)

Xperiaのパープル系は青味寄りでしたが、1VIIのオーキッドパープルは赤味寄りのパープルです。レンズプロテクターのパープルも赤味寄りに寄せたパープルカラーになっています。
グリーン(SX-L2517-LG)

モスグリーンは非常に難しい色味になっており、光加減で薄くも見えますし、暗くも見えるカラーです。そのため、見る方向でかなり色味が違って見えると思います。
レッド(SX-L2517-RE)

ワンポイントには最適のレッドもラインナップしました。本体色には無いカラーのため、レンズ周りを目立たせたい方に最適です。
まとめ

現在進行中のアルミバンパーEDGE LINEの生産も今のところ順調に進んではおりますが、その前に大切な背面カメラ保護を発揮する1VII専用レンズプロテクターが新登場となりました。
既にアルマニアストアでは販売を開始しましたので、こちらよりお求めいただけます。

歴代のXperiaでここまで大規模に不具合によるリコールがあった記憶はありませんが、Xperia1VIIは初期ロットに相当する本体が交換対象です。
今後改修と交換が進み、次第に安定していくことは予想されますが、現代のスマートフォンの利用方法からしても交換するにもユーザーにとっては大変悲痛な想いではあります。できるだけ早い対応を願うばかりです。
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6 comments on "Xperia1VII用のレンズプロテクターが新登場!"
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かっこいいのでとても購入したいのですが、おそらく今使っているケースと干渉してしまいそうで二の足を踏んでます。
バンパーが販売開始してから同時購入したいのですが、バンパーはサイドセンス対応でしょうか?
他のケース類に合致するかは商品画像に製品サイズを記述しておりますのでご確認ください。
サイドセンス起動は画面内をタップすることになりますのでバンパーが関係しません。
レンズプロテクター発売とのことで早速ブラックとレッド、2つ注文させてもらいました。しかし自分のXperia1VII、交換対象でした。交換予約はしましたがいつになるのやら…
早速のご注文をいただき、ありがとうございました!
弊社の保管モデルも交換対象になっているのですが、その中でもモスグリーンはまだ先になるようで、こちらもいつになるのか不明です。
逆に、それまでは使い倒しておこう!となっております。
レンズプロテクターお待ちしてました!
ボディと同色の黒か、差し色の赤にするかで迷います・・・アルミバンパーも赤色発売予定でしょうか?楽しみです。
しかし今回の故障トラブルは最悪ですね。何の前触れもなくいきなり使用不能になるとは。
私の端末は対象外だったのですが、嫁の端末が当たりを引いてしまって超面倒くさがりながら交換手続きしてました(笑)
お待たせ致しました!まずはレンズプロテクターからとなりました。
ブラックのボディーでしたら、レンズ部分のみバランス的にも差し色としてレッドはお似合いです。また、バンパーもレッドはラインアップ予定です。
かなりの高確率で交換対応の該当者となってしまいますね。
海外モデルはアップデートのみで販売再開となっているようです。やはり本体交換となると面倒ですよね…