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ジムニー・シエラ用センターキャップがバージョンアップ

ジムニー用ソリッドカスタムセンターキャップのバージョンアップ

この記事のタイトルは:

ジムニー・シエラ用センターキャップがバージョンアップ」です。

ジムニー・シエラのアルミホイール装着車(グレードXC・JC)に装着できるリヤ用のセンターキャップ「SOLID CUSTOM CENTER CAP for JIMNY(JB64W)XC, SIERRA(JB74W)JC」が、さらに磨きをかけて商品性を向上させています。

リヤホイールのカスタムアップに最適なセンターキャップ

こちらの製品はジムニーとシエラの純正アルミホイールのサイズは異なりますが、両者に取り付け可能です。また、6箇所の爪は走行中の回り止めになっており、リヤへの取り付け専用です。

特にジムニーの純正品のセンターキャップはデザイン的な要素も乏しいので、リヤホイール周りの比較的手軽なカスタムアップ品として最適です。

ここでは、そんな「ソリッドカスタムセンターキャップ」が仕様変更(バージョンアップ)されておりますので、その変更箇所の概要と、バージョンアップ前と後での違いを画像で紹介していきます。

バージョンアップ前と後

バージョンアップ前というのは初回の量産品に該当します。バージョンアップ後の量産品は既に昨年中に敢行しており、現在の仕様を意味します。

初回量産品は生産量も少なく結果として流通した量としても少量にはなっています。発売後の1,2カ月程度で完売となっていた仕様ということです。

そのバージョンアップ前と後の商品を並べたものがこちらになります。

ジムニー用ソリッドセンターキャップの変更前と変更後
商品性の向上:変更前(左)と変更後(右)

どこが違うの?というレベルに見られるかもしれませんが、主に外観面での仕上げ違いになります。

右側のAFTERをよく見ていただくと、BEFOREとは2要素(3箇所)が違って見えると思います。2段目と3段目のテーパー面と、上面のアルミ削り出し品の表情が違います。

テーパー面の磨き

ソリッドカスタムセンターキャップは、ジムニーのフロントハブにデザイン性を合わせている立体的なデザインを与えています。

その立体的な段に与えられているテーパー面に磨きをかけて、立体感を強調させています。この鏡面部をより光沢が出るように変更されています。

テーパー面に輝きを向上
鏡面部は3箇所で光沢性を向上

全体的にはシボ面と鏡面をコントラスト化することで立体感を生み出し、変更後の仕上げによって、そのコントラストを正確に再現できるように変更されています。

これには、金型の磨き向上と、射出時の成形圧力コントロールも調整しています。その結果、素材自体の黒味も向上しており、全体的な樹脂の黒味も増加しています。

本品はPA66というガラス素材を含む樹脂のため、どうしても白味が出やすく、成形表面があまり綺麗にはできません。

そのため、全体をシボ化してしまえば目立たないのですが、鏡面部分は光沢はでるものの、近くで見るとランダムな模様に感じやすいものです。
実車に取りつけてしまえば、そこまで近くで見る者ではないので、光沢仕上げを優先した仕様です。

アルミ切削の光沢性

ソリッドカスタムセンターキャップの中心にはアルミ削り出しのアクセントを与えています。これは旋盤加工にて製作された削り出し品です。

製品全体としては樹脂成型品が主にはなりますので、ここはアクセント要素でアルミビレット品を組み込んでいます。

その切削表面を金属らしく、光が当たった時の反射率をコントロールして、放射状の輝きを更に向上させています。

放射状に輝くアルミ削り出しアクセント
変更前(上)と変更後(下)

これには、切削ピッチのコントロールとアルマイトの方法を変更しています。

この変更によりアルミアクセントがBEFOREよりも光の反射を向上させて、キラキラと綺麗に切削光沢を感じられる仕上がりになっています。

まとめ

ジムニー、シエラの純正アルミホイールのセンターキャップにカスタム性を与える「」の仕様変更点について解説しました。

主な変更点は2つで、トップのアルミ削り出しアクセントの表面仕上げとテーパー面の光沢性の向上です。

加えて全体の樹脂部の黒味を増すようにもなっており、これらの細やかな変更によって製品自体のコントラスト性が向上し、より立体感と表面の光沢性を味わえるようになりました。

alumania

この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。