TOYOTASMART KEY BUMPER (TP2B,TP2C)

全方向に曲面が構成されている純正スマートキーをフレーム構造で保持するために、製品内部は手間のかかる極小のボールエンドミルで長時間に渡って3D立体曲面を切削加工で施し、シェル構造を形成させています。

これにより、純正スマートキーの曲面を忠実にトレースし、適切なクリアランスを保つことで全方向からの荷重に対応し、長期間に渡って安全に保護する要となります。また、製品の軽量化にも貢献します。

• 製品内側の曲面構成部は、ボールエンドミルによる切削パス（軌道）跡が見られます。
• 内部に貼られたクッションテープによってクリアランスを適切に維持します。

装着スクリューのサイドシャフトによって、製品後方側には幅20mmまでのベルト類が装着可能です。ベルト以外にもカラビナやキーリングのほか、直接ストラップも取り付けられるマルチ形状としています。

• 摩耗による色あせを防ぐため、サイドシャフトはステンレス製の専用切削品です。
• シャフトの中心に絞り加工を施して取り付けるアクセサリーによってはシャフト間の移動を抑える形状になっております。

また、ストラップ紐の切断対策に効果を発揮するオプション品（別売）の「 METAL STRAP HOLDER 」も取り付けることができます。

フレーム構造による最大限の通信遮断性を考慮した設計を施していますが、本品は金属製であるがゆえ、離れた位置からのロック・アンロック操作（通信可能距離）は装着前と比べ短くなります。

これを利点として捉えると、自動車盗難方法の一つである「リレーアタック対策」にも僅かながら有効性が発揮されます。

• 完全なリレーアタック対策を目的とした商品ではありません。
• 目安として30％～50％ほど電波の飛距離は短くなります。 携行している場合のドアでのロック・アンロックでは違いはありません。
• 内蔵電池の残量によっても飛距離は変化します。

スマートキーを絶対的に守り抜くため、コンピュータでのシミュレーションを繰り返し、強靭なフレーム構造を形成しています。

シミュレーション上の荷重を2t車クラスの1輪分を6,000N（約600kg・f）とし、仮に自動車に踏まれたとしても僅か1ｍｍ以内の変形に抑えるほどに断面肉厚を最適化しています。

• 製品はタイヤの接地面積よりも小さいため、実際の荷重はシミュレーション上よりも遥かに小さくなります。
• シミュレーションはスマートキーを装着した状態で計算されています。（未装着のバンパーのみではありません）

ロック・アンロックボタン上部の右上に開口されている穴は、スマートキー本体機能である動作確認用のLEDインジケーターが点灯する位置であり、暗闇でも点灯確認ができます。※LED位置がボタンの外側にある純正タイプ用です。

ボタン開口部の面取りラインと密接するような穴位置にはなるものの、精密な加工精度で利便性を考慮した確認窓部を設けています。

• 純正スマートキーのLED位置が「ロックボタン内で光るタイプの場合」は不要な穴になります。

本品（TP2Ｂ,TP2C）には、お好みでご利用いただける直接接続可能で便利なカラビナ式のキーホルダーを付属しています。

フルビレットのバンパーデザインに合わせ、直線を基調としたオリジナルのキーホルダーは、回転機構も持ち合わせており、ボタン操作時も表裏の向きを簡単に変えることができます。

また、各所に設けられた穴部を利用してキーリングやストラップなどの接続も可能です。

• キーホルダーは金型を用いた亜鉛合金製でガンメタ系の共通カラーです。主品のバンパーとは質感は異なります。
• 本体装着時にベルト部をサイドシャフトに通してセットすることでご利用いただけます。お好みによりご利用ください。