この記事のタイトルは:
「 ホンダNシリーズ用スマートキーケースの開発中止 」です。
ホンダの軽(Nシリーズ)で主に使用されている縦長のスマートキー用のアルミバンパーを開発しておりました。当時の開発中の段階でご紹介するような状況にはならず、現在までに至っておりましたが、こちらの開発については中止となりました。
開発中止と言いながら、中止自体を決定したのはもう3年以上も前の話にはなりまして、ここでは開発中の際の振り返りの記事内容でもあります。
商品化を予定していた、ホンダNシリーズ用スマートキーケースのデザイン案はこちらになります。

ホンダ車のNシリーズとなりますと、対象車種がN-BOX,N-ONE,N-WGNの主要車種以外にもご利用できる車種があり、多くのホンダの軽自動車をカバーできる予定でしたが、全体感で最終的な評価としてNG判断とし、販売までには至りませんでした。
機能性と装着構造
現時点では旧タイプのスマートキー(縦型)は、かなり小型のスマートキーになっておりますので、ある程度ケース側は大型化しても気になるような大きさにはなりません。
また、ダイレクトにアルミケースで覆うよりも、シリコンでカバーするハイブリッド方式で検討していきました。

まずは、画像の左側にあるシリコンケースで覆い、その外側をアルミで覆う2層式のハイブリッド構造です。
これにより装着の手間は増えますが、装着後にメカニカルキーも抜くことができるように設計していました。その他、ぶら下げて利用できるようにベルトフック部を設けたり、上部側はキーリングなども取り付けできるようにリング形状の金属パーツを組み込んだりと、小さいスマートキーだからこそ、機能性を全部盛りでといった具合で進めていました。

今回、当時の試行錯誤していた状況を改めて振り返ってみていると、機能面を最大に盛り込んでいたような状況でした。そのため、必要箇所からの最終デザイン調整となっており、構成や加工もかなり複雑になっておりました。
デザイン的にはまとめているものの、果たしてここまで高機能性が必要か?といった自問自答もあったような状況で見合わせている間に時が過ぎ、開発中止となっておりました。
Nシリーズ用の試作品
実際に試作品までは進めておりましたので、それに付随する内側のシリコンケース、切削品他全てのパーツは試作していました。

もちろん、試作品を実際のスマートキーに装着して問題なかったわけですが、やはり複雑さとデザイン性に△マークがつきます。

メカニカルキーも取り出せるようにしてありましたし、シリコンケース部分もほぼ完成状態でした。アウターのアルミ部分を樹脂で製作してテストも行っておりましたが、全て無駄にはなってしまいました。
Nシリーズ用の開発は小判型へ移行していきます
2024年にフルモデルチェンジとなった現行N-BOXからは、ここまでにご紹介していた縦型のスマートキー形状から、小判型のスマートキー形状に変更されています。
2025年後半にマイナーチェンジされたN-ONEも小判型への変更となっています。これらはNシリーズのメーターがマルチデジタルメーターになっている車輛が対象であり、現在のHONDA車は主にこちらの小判型が採用されています。

そのため、Nシリーズ用スマートキーケースは、こちらの形状に合わせて開発を切り替えるように検討しております。こちらの小判型はホンダ車のNシリーズ以外で普通車にも利用されているタイプになります。
開発を中止した縦型の旧タイプ用では、機能面にこだわりすぎていて複雑になってしまいましたが、小判型は極力シンプルに、アルミの切削を活かしたデザインで取り組んで行きたいと思っております。
現時点では取りかかりの準備に入ったところで、今後の開発予定といった時点でのお知らせです。
デザインや機能性もこれから検討していくことになりますので、また進捗がありましたら、こちらについてもご紹介して参ります。
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