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iPhone17ProとPro Maxの3Dモデルが完成

この記事のタイトルは:

iPhone17ProとPro Maxの3Dモデルが完成 」です。

あっという間に話題が去ってしまったような新型iPhone17シリーズではありますが、アルマニアでは現在「iPhone17 Pro」と「iPhone17 Pro Max」に向けて、アルミフルビレットバンパーなどの商品開発を開始すべく、本体形状の3D CADへの取り込み作業が完了しています。

アルミフルビレットバンパーを設計・開発するうえでは今や3D CADが欠かせません。3D CADというのはコンピューター上で立体的に設計ができるソフト(アプリ)の一つです。今や様々な無料でも利用できる3D CADは増えてきているので、どなたでも気軽に3D CADに触れる時代にはなりました。

3Dモデルが完成したiPhone17 ProとPro MAX

10年前と比べれば(UI面で)圧倒的に直観的な操作が可能となり、未経験者がいきなりCADを触ってもある程度までは制作できるようになったと思います。ただし、コンピューター上に形だけができても、その先での利用方法によって、表面上に現れない工夫であったり、対象物に対して整合性を取るような独特の設計法が必要にもなってきます。

3D CADを触るハードルは下がったのですが、用途や目的別で使い方が変わりますので、設計方法の確立まで必要になるには、相当使い込んでいかなければならず、やはりなかなか一般の方が気軽に3Dを作って更にその先で利用するにはハードルが高いものかもしれません。

話が逸れてしまいましたが、商品の設計前に必要な基準となるiPhone17 ProとPro Maxを並行して本体の3D化が完了しまして、開発を開始したという内容です。

モデリングの元となる到着した実機のiPhone17ProとiPhone Airはこちらでご紹介しています。

完成したiPhone17ProとMAXのボディー3Dモデル

アルミバンパーの開発においては、その対象の本体が基準となり設計を行っていきます。そのため、いかにiPhone本体を忠実にCAD上でモデリングできるかが鍵にはなります。

今回、iPhone17 Proはアルミ鍛造のユニボディーとなっており、一部は自由曲面で構成されているために簡単な測定だけで3次元化はできません。精度の高いスキャンも利用しながら3次元(モデリング)化していく作業となります。ProとMAXの2台を並行して作業しているため、これも時間がかかる要素です。

iPhone17 ProとPro MAXの3Dモデル
完成したiPhone17 ProとPro MAXの3Dモデル

「3Dスキャンすれば簡単でしょ?」と思う方も多いかもしれません。用途によって異なるので一概には言えませんが、スマホをスキャンして設計基準に使う場合になりますと、正直ほとんど使い物になりません。

外観上だけでも様々な部品で組み上げて構成させるスマホのボディーに対して、3Dスキャンは一体でしかスキャンできないため、部品ごとを認識できません。また規則性の高い寸法値に対して所々に違う点(座標)を構成してしまうため、結局どこを基準として良いのか不明となってしまいます。

そのため、デジタルだけに頼らず、物理的に測定する必要があり、その方が確実です。それらを集計しながら、平均値で3D化を行っていきます。要するに、CAD上で1ボディーを1から作り上げる作業が最初に必要となってきます。

それに加え、iPhone17 ProとiPhone17 Pro MAXの2台になりましてボディーの観点から言えば両者はサイズ違いです。サイズ違いなら簡単かと思われがちですが、その後の商品設計も並行して行うために、両者同士の関連性を持たせる必要があるので、全く異なる2台をモデリングするより、逆に手間がかかる側面を持ちます。その代わり、この2台は部品構成など全てに関連性を持った状態になっており、片方を変更すると、もう片方も自動的に反映される関係性を持ちます。

先述のようにスキャンではなく、部品ごとにCAD上でモデリング構成したものがこちらになります。

各構成要素別に色分けされたiPhone17ProMAX
各構成要素別に色分け

スマホは1体ボディーですが、CAD上でも細かく部品ごとにモデリングして1体に組み上げています。その結果、色ごとに分かれている箇所が1部品ごとということになります。

ちょうどアップルのサイト上でも今回のアルミ鍛造ユニボディーを見ることができますが、メインボディーのモデリングはこれに近い状態を作り上げています。

iPhone17 Proのアルミ鍛造ユニボディー

各メーカーさんから本体3Dモデルを提供してもらえれば、この作業は無くなりますが、それも実際の本体とは異なることも多々ありますので、結局は実機を測定して3D化していくのが最も確実です。

手間でしかありませんが、本体形状の3D化は商品設計の前段階で最も重要で気が抜けない作業になります。

iPhone17 ProとPro MAX用の商品設計

さて、3Dモデルが完成したことで、ようやくこれからiPhone17 ProとPro MAXの商品設計を開始できる準備が整った状態です。
この3Dモデルを基準にしてCAD上でアルミバンパーなどの商品設計を行っていくのですが、現時点においてもiPhone17ProとPro MAX用には今までよりも時間がかかりそうな懸念材料がいくつかあります。

  • 本体フレームは部分部分で自由曲面であること
  • 両側面まで広がったカメラの突起形状
  • 本体背面パネル(ガラス素材)の扱い
  • アルミ鍛造ボディーの検証

これらが挙げられますが、特に設計上で面倒な点は自由曲面への対処法になってきます。アルマニアのアルミバンパーはCNC加工によって製作されますので、極力平面化することで切削加工数が減らせますが、曲面加工は専用ツールを用意するかボールエンドで加工するかなどで設計工夫が必要です。

iPhone17 Pro(MAX)は初めてのアルミ鍛造ボディーということもあり、試作品での検証事項も新たに幾つか増えることにはなります。

まとめ

iPhone17 ProとPro MAX

アルマニアでは、iPhone17 ProとPro MAXの本体3D化が完了し、商品設計を開始したところです。新たに採用されたアルミ鍛造ボディーのデザインによって、歴代モデルとは設計手法が変わることで商品化までに少々お時間がかかりそうです。

iPhone17 Proはデザイン変更とはいえ、カメラの突起部分が大きくなっただけのように思われがちですが、実際には細かな点で変更箇所が多く存在しています。変更というよりは別物扱いになるほどなので、全て新規の商品設計を開始しています。

iPhone17 Pro(MAX)用のアルミバンパー設計におきましては、大枠のデザインの方向性はEDGE LINEシリーズとして堅持していきますが、モデルの最適化によりその雰囲気は変わってくると思います。

またデザインが完成した時点でお知らせできるようになります。まだまだお時間はかかかりますが、今後の展開にご期待ください。

alumania

この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。