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Pixel10と10Proのカメラ保護レンズプロテクターを開発中

この記事のタイトルは:

Pixel10と10Proのカメラ保護レンズプロテクターを開発中 」です。

Pixel10シリーズの中で、無印Pixel10と10Proは細かい仕上げは異なりますが、多くの部分で同サイズとなっており、共通ボディーとも言えます。

特徴ある背面側のカメラの突起部は、LEDの配置やセンサーの有無で異なりますが、それ以外は全体的に共通サイズになっています。

そこで、Pixel10とPixel10Proに共通利用できるようにして背面カメラ部分を保護するアルミフルビレットのレンズプロテクターを現在開発中です。

開発中のPixel10と10Pro用レンズプロテクター

背面側に飛び出たカメラのレンズ周りを全体カバー(保護)するように、突起部分の表面と側面を覆うようなレンズプロテクターを開発しています。

アルマニアのレンズプロテクターとは?

アルマニアでは、iPhoneとXperia用にアルミフルビレットで切削仕上げした「レンズプロテクター」シリーズとしてラインナップしています。

レンズプロテクターの商品サイト
アルマニアのレンズプロテクターシリーズ(商品サイトへ)

現代スマホにおいては、どのブランドスマホも同様に形状は異なりますが、本体の背面側からカメラレンズが飛び出しているデザインになっています。

スマホの持ちやすさの観点からも、基本的に背面の上部に位置するようになっています。カメラレンズは高品質の撮影には物理的なレンズが必要で、厚みが生じてしまうため、本体の薄型化とのバランスからどうしても出っ張りが生まれます。
特に最近のスマホは、大きなイメージセンサーを搭載することで暗い場所でもきれいに撮影できるようになっていますが、センサーが大きくなるほどレンズも厚みを増し、内部だけでは収まらなくなります。
そのため「スマホの薄型化」と「カメラの高性能化」という相反する要求を両立させる結果として、背面カメラの出っ張りは避けられない構造になっています。

この出っ張りは机上にスマホを平置きした際には必ず直接接触してしまいます。そのため、どうしてもカメラ部分の角部はこすれが生じて、気づかないうちに変形や傷が生じやすい箇所になります。そのレンズ突起部を身代わりとなって保護するアルミフルビレット品のレンズプロテクターは、金属特性を活かしてコンパクト・薄型で全周を保護し、簡単装着も実現しています。

アルマニアのレンズプロテクターは、iPhone及びXperia系の各モデル用にラインナップを拡充しており、モデル毎に最適化を図り、その深化も続けています。

レンズプロテクターはカメラハウジング(突起部)全体に被せて全周の角部も保護しますので、レンズの特性を変えてしまう可能性もあるようなレンズ用保護フィルム類などとは異なり、本来のカメラ性能を邪魔しません。

Pixelシリーズには初となるレンズプロテクター

アルマニアのアルミレンズプロテクターシリーズとして、Pixel用に対して初の試みとなります。カメラ部分のデザインが変更となったPixel9から、オーバルトラック形状のシンプルな独立した出っ張り形状に変わっているPixelシリーズ。

その表面も平面化されたデザインになったこともあり、アルミ切削で制作するレンズプロテクターが開発しやすくなったことも今回の流れです。残念ながらPixel9シリーズには間に合いませんでしたが、今回の2025年モデルになる新型Pixel10と10Proに対応できるよう、新たにレンズプロテクターを開発中です。

レンズプロテクターの開発にあたっては、まずは本体形状の取り込みから開始となります。先日到着したPixel10とPixel10 Proが揃いましたので、それらの実機から3D化しています。

3D化したPixel10とPixel10 Proを数値比較しても分かるように、レンズプロテクターの設計に必要とされる箇所は両者の共通性が見られることがわかります。要するに、Pixel10と10ProはLEDやセンサー部分は異なりますが、アウターは共通サイズになっています。

Pixel10と10Proのカメラ部分のサイズ詳細寸法比較
左がPixel10、右がPixel10 proのカメラ部分の大きさ

ちなみに高さ方向も同じで約3.4mmです。これらは実測数値になります。公称値があれば異なってくるものですが、この辺りはgoogleが公開するような寸法個所ではありません。

Pixel10/10Pro用レンズプロテクターのデザイン

Pixel10とPixel10 Proは見た目でもわかるように、カメラ部のガラス面の横には円形でPixel10はLEDのみ、10 ProにはLEDと(温度)センサーがあります。

この1つか2つかでそれぞれ配置も異なります。ここは被せられないので、共通化する場合に両者モデルに装着しても個々に被らない抜き形状を形成させる必要があります。

また、装着方法においても、上面の右側平面は少し余裕があり利用しやすいのですが、左側はカメラの表面ガラス面の周りには余裕がないため、Xperia1VII用と同様な取り付け方法とする、側面接着方法と取ります。

Pixel10とPixel10 Pro共用レンズプロテクターのデザイン

Pixelの場合は、横方向にレンズが並び、横方向の側面が広いため、本体から見たら上下に接着させるようになります。ただし、装着時は両面テープ分を広げて装着させる必要のある装着構造にはなります。

そのため、「この広げる構造」を持たせるために、LEDの左側は開けています。それが無ければLEDとセンサーは穴形状にしてしまい、平面も接着に利用できるのですが、装着構造を維持するためにこのようなデザイン設計になります。シンプルなデザインにはなりますが、機能面と装着性を両立しています。

また、この辺りは今後の製品化が進んだところでご紹介していきます。実際の商品になる際には表面デザインも加わり、精悍な趣になるよう全体をまとめていきます。

Pixel10/10Pro用レンズプロテクターの1次試作品

設計上のPixel10、10Pro共用タイプのレンズプロテクターは既に1次試作が完成しております。

Pixel10、10Proのレンズプロテクター1次試作品の表と裏
上:表面側 下:裏面

試作品を単体で見ると認識しにくいですが、Pixelシリーズのレンズ飛び出し部分はとにかく大きいので、試作品も想像以上に大きいです。更に厚み方向も大きく全体にかぶせる構造にするため、切削前の材料状態から約85%前後切りくずとして無駄になる贅沢仕様になってしまいます。

大きいことで強度面から断面厚みを他のモデル用よりも上げざるを得ないので、重量も増加しますが、試作段階では2.2gに収まっています。

Pixel10/10Pro用レンズプロテクターの1次試作品を装着

完成した1次試作品で実機に装着して確認しています。

Pixelのオーバル形状はスキャンした結果からすると、オーバルトラック形状の左右は単純なR寸法になっていませんでしたが、概ね正半円ではあります。

ポイントは広げて押し込む装着手順になりますので、内部の内側に微妙ですが変形分の追い込みを設けてあげる必要もあります。そのため、レンズプロテクターの内側は本体側のレンズ飛び出しの周りがオフセットしただけの形状ではありません。

Pixel10、10Proのレンズプロテクター1次試作品装着

それらがうまく設定できていることで広げて押し込む構造が成立しますので、そのあたりの装着感を正しく設定できているかが確認ポイントになってきます。

結果として、簡単に外れることも無く、確実にカメラ突起を保護するレンズプロテクターとして機能面を満足できた状態です。試作時点の装着構造としてはこれで合格です。

まとめ:Pixel10/10Pro用レンズプロテクターの状況

1次試作が完成した状態ではありますが、少々デザイン面での変更を施します。デザインの小変更が主なため、現状で装着構造などはクリアーしており、商品化に向けて進めていきます。

現時点では商品としてのベース部が成立した状態ではありますので、これから生産と切削以外のデザインを作り上げていくことになります。

今後、色や仕上げ方法、表面のデザイン等を加えることで現況でご紹介している状態から製品版は変わっていきます。あまり時間はかけない予定ですので、来月には販売開始見込みで進めております。

alumania

この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。