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XPERIA1VII(1mark7)が発表!外観やスペック比較のまとめ

この記事のタイトルは:

XPERIA1VII(1mark7)が発表!外観やスペック比較のまとめ 」です。

2025年4月13日に発表となった新型XPERIAの【XPERIA1VII】(エクスペリア・ワン・マークセブン)について、公開された公式サイトをもとに、何が変わったか?などを外観やスペックなどを確認してまとめてみました。

年々魅力を増すXPERIAの中でも最上級モデルに位置するXPERIA1シリーズの2025年モデルとして、公式発表前のティザー動画からも、ソニーのブラビアなどのサブブランドを集約したスマホというだけではない、持ち運べるソニーの携帯端末として注目が集まっておりました。

新商品発表会の様子はYoutubeで見ることができます。

発表会後にはXPERIAの公式サイトにて、XPERIA1VII(1mark7)の商品サイトが立ち上がっています。

スマホの過渡期にある、現代においては驚くような機能を新たに搭載されるようなことはありませんが、特にXPERIA1シリーズは、年々洗練されていくことでその魅力を確かなものに定着させていきます。

そんな新型XPERIA1の「XPERIA1VII」(1mark7)を前モデルとなるXPERIA1VI(1mark6)と比較しながらその魅力を解説していきたいと思います。

XPERIA1VIIとXPERIA1VIとXPERIA5Vのスペック比較

まずは、本体のスペックを比較できるように表にまとめてみました。
比較対象はXPERIA1VI(1 mark5)とXPERIA5V(5 mark5)です。

仕様項目XPERIA 1 VIIXPERIA 1 VIXPERIA 5 V
サイズ約74×162×8.2mm約74×162×8.2mm約68×154×8.6mm
重量約197g約192g約182g
ディスプレイ6.5型 有機EL
Full HD+
可変120Hz
HDR対応
6.5型 有機EL
Full HD+
可変120Hz
HDR対応
6.1型 有機EL
Full HD+
120Hz
HDR対応
バッテリー容量5000mAh
バッテリー性能いたわり充電、ワイヤレス充電
OSアップデートOS4回・セキュリティ6年OS3回・セキュリティ4年OS2回・セキュリティ3年
RAM/ROM12/256, 12/512*, 16/512*12/256, 12/512*, 16/512*8/128, 8/256*
外部メモリmicroSDXC (最大2TB)microSDXC (最大1.5TB)microSDXC (最大1TB)
CPUSnapdragon® 8 EliteSnapdragon® 8 Gen 3Snapdragon® 8 Gen 2
主要カメラ●16mm(超広角)
有効画素数約4800万画素
(記録画素数約1200万画素)/F値2.0
●24mm(広角)
有効画素数約4800万画素
(記録画素数約1200万画素)*/F値1.9
*48MP高画素撮影モード時は記録画素数約4800万画素
●48mm(広角)*
有効画素数約1200万画素
(記録画素数約1200万画素)/F値1.9
*光学2倍相当
●85-170mm(望遠)
有効画素数約1200万画素/F値2.3-3.5
ZEISS T*コーティング
●16mm(超広角)
有効画素数約1200万画素/F値2.2
●24mm(広角)
有効画素数約4800万画素
(記録画素数約1200万画素)*/F値1.9
*48MP高画素撮影モード時は記録画素数約4800万画素
●48mm(広角)*
有効画素数約1200万画素
(記録画素数約1200万画素)/F値1.9
*光学2倍相当
●85-170mm(望遠)
有効画素数約1200万画素/F値2.3-3.5
ZEISS T*コーティング
●16mm(超広角)
有効画素数約1200万画素/F値2.2
●24mm/48mm(広角)
・24mm撮影時
有効画素数約4800万画素
(記録画素数約1200万画素)/F値1.9
・48mm撮影時*
有効画素数約1200万画素
(記録画素数約1200万画素)/F値1.9
*光学2倍相当
ZEISS T*コーティング
センサー超広角: 1/1.56 Exmor RS
広角: 1/1.35 Exmor T
超広角: 1/2.5 Exmor RS
広角: 1/1.35 Exmor T
超広角: 1/2.5 Exmor RS
広角: 1/1.35 Exmor T
主要機能AIカメラ
瞳AF
動画静止画対応姿勢推定 他
瞳AF
静止画姿勢推定
シャッター
瞳AF
シャッター
フロントカメラ有効画素数 約1200万/F2.0
オーディオ3.5mmジャック、ステレオSP、DSEE Ultimate、Dolby Atmos 他
ゲーム機能エンハンサー
FPS Opt
HS電源制御
タッチ24パターン
同上エンハンサー
HS電源制御
タッチ検出
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be同左IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetoothver.6.0 / Auracastver.5.4ver.5.3
USBUSB Type-C™
防水・防塵IPX5/8, IP6X
NFC対応
生体認証指紋認証

【防水・防塵について】
※IPX5とは、内径6.3mmのノズルを用いて、約3mの距離から約12.5リットル/分の水を3分以上注水する条件で、あらゆる方向からのノズルによる噴流水によっても、電話機としての性能を保つことです。 ※IPX8とは、常温で水道水、かつ静水の水深1.5mの水槽に静かに本製品を沈めた状態で約30分間、水底に放置しても本製品内部に浸水せず、電話機としての性能を保つことです。 ※IP6Xとは、防塵試験用粉塵(直径75μm以下)が電話機内部に入らないように保護されていることです。

引用:ソニー公式サイトXPERIA1VIIより

数値だけで見るような形ですと、カメラレンズの中で超広角のセンサーが大型化されています。

望遠レンズのワイド化(70-200㎜)の事前予測がありましたが、それは見送られています。

超広角のセンサーが1/2.5型→1/1.56型へ大型化されたことで、マクロ撮影に期待が寄せられます。これは非常に欲しかった進化です。

その他で言うと、CPUは最新になりますし、Bluetoothなどの規格仕様がバージョンアップしています。
それ以外はというと、デザイン面での違いがあります。意外にも(小さい変更ですが)今までの流れとは異なる変更があったので少し驚きでした。

XPERIA1VIIのデザイン

XPERIA1VIIのデザイン面では、これも大きく変わることはなく、公称サイズも「約74×162×8.2mm」と、1VIと同じ表記サイズです。
但し、少しは変わっていますので、この整数値からと「約」で表現されない少数桁でのサイズは変更されてているものとは思います。

完全には共通ボディーではないことが伺える点としては、若干のデザイン変更がなされている点です。

アウトライン上の段差が無くなり、レンズのハウジングが変更

1VIIと1VIの外観的なデザイン違い
1VIIと1VIの外観的なデザイン違い

1VIでは外枠に一段の段差が設けられていたのですが、今回の1VIIにはその段差がなくなり、すぐにテーパー形状が始まっています。特徴的な全周の細かい溝はそのままです。

一方、3眼レンズの突起形状も変わっています。
1VIではレンズ突起のアウターがテーパー形状であったのに対し、1VIIではストレートに立ち上がった突起形状のレンズ部分です。

この2点くらいしか実物を手にしていない前には伺えなかったのですが、サイズは同じでも、ボディーが共通ではないことが確認できます。

カラーは3色

XPERIA1VIIのカラーは基本3色でXPERIAを代表するイメージカラーが揃っています。
※キャリア別で選べるカラーが異なる場合があります。

XPERIA1VIIのカラーは3色
XPERIA1VIIのカラーは3色

XPERIA1VIIの主要カラーラインアップ

  • ストレートブラック
  • モスグリーン
  • オキッドパープル

毎回カラー名が異なることが多いソニーのXPERIAシリーズです。

今回は方向性としてはブラック、グリーン、パープルの3色でXPERIAらしいカラーラインナップですが、特にグリーンとパープルは全体的に彩度を落とした、落ち着きのあるソフトな印象のカラーになっています。

サブブランドを集約した携帯端末へ

今回のXPERIA1VIIでは、ソニーの代表格製品のサブブランド名が多く登場しています。

テレビのBRAVIA、ミュージックプレイヤーのウォークマン、一眼カメラのαと、3種のサブブランドを多用して、スマホだけではなく各サブブランドを背景に持ち、「観る、聞く、撮る」をアピールするイメージ戦略モデルになりました。

3っつのサブブランドを背景に持つXPERIA1VII
3っつのサブブランドを背景に持つXPERIA1VII

ここにPlayStationが登場していないことは…

次のモデル用の出し惜しみ的な気もしますが、まだまだソニーには有名なサブブランドがあるということなのかもしれません。

発売日

XPERIAVIIの発売日は、公式サイト上では6月上旬以降の発売予定となっています。

そうなりますと、予測では6月4日(水)~6月6日(金)あたりが発売日になってきますが、auの公式サイトでは、既に「6月5日発売」と表示されております。

主要キャリア3社(docomo, au, softbank)ではXPERIA1VIIの予約も開始しております。
なお、ソニーダイレクトストア(SIMフリーモデル)では5月20日から予約開始です。

ソニーストア上の予約サイト
画像クリックでソニーストアへ

価格面でも前モデルの1VIとあまり変わらず、ソニーストアで購入すると、最安仕様の12GB/256GBで179,300 円(税込) 〜になります。ちなみに主要キャリア3社から購入となりますと、一括購入で20万円を越えてきます。

  • softbank → 価格未定
  • au → 229,900円(税込)
  • softbank → 247,680円(税込)

こうなってしまうと、わざわざ主要キャリアで一括購入するのは無駄に感じやすいですが、ほとんどの場合は下取りや様々なキャンペーンによって割安感を演出してくるのだと思います。

年々ソニーのストアから直接購入しても、発売日もそれほど遅れることは無くなってきましたので、6月5日に主要キャリアで発売開始の後、1週間程度でソニーストアからも発売になると予想します。

まとめ

ここまで、ソニーのXPERIA1シリーズ2025年モデルになる「XPERIA1VII」(1 mark7)の変更点などを探ってきましたが、一般的に言う革新的な変更はありません。

スマホ選びには、利用する方によって求める機能や優先度は人それぞれであります。

今回のXPERIA1VIIは1VIで保留にしていたことが盛り込まれた形で、ディスプレイが1Vの時は4Kでしたが、1VIで2Kとなり、そのまま1VIIでも引き継いで2Kのままです。
これらはバッテリー持ちに影響する関係が大きいので、よりスマホとしての機能性を優先した結果であることは伺えます。

いずれにおきましても、新型モデルの「XPERIA1 VII」(1 mark7)ではXPERIAらしいブラッシュアップされたモデルにはなったかと思えます。超広角のセンサー大型化によるマクロ撮影も楽しみになりそうです。

筆者の主観からでしかありませんが、1VIIは大きな変化はないものの、細かな点で進化しており、期待も詰まった新型XPERIAになったのではないかと思います。

alumania

この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。

2 comments on "XPERIA1VII(1mark7)が発表!外観やスペック比較のまとめ"

  1. ぴろ より:

    やっぱりQi2には対応しないんですね・・・対応すれば周辺アクセサリがiPhoneより圧倒的に少ない状況をMagSafeのアクセサリを取り込むことである程度巻き返せると思うんですけど。こうなったらalumaniaさんのバックディフェンダーにリングを仕込んで疑似対応とかどうでしょう。充電できなくてもスタンドとかクーラーとか使い道は結構ありそうですし・・・コストとかサイズ面とかで難しいですかね。ご検討いただけると幸いです。

    1. alumania より:

      コメントありがとうございます!
      おっしゃる通りで、Qi2に対応となれば規格的なサイズが限定できるので、Xperiaに対してもそれを利用したアイテムや機能性などを取り込みやすくなります。
      ご提案のバックディフェンダーにリング部などを埋め込むこと自体は出来るのですが、それを利用したアクセサリーや充電器など対応が限定されてしまうこともあり、一部の方にしか利用されない(必要ない)ものになってしまうこともあります。
      貴重なご意見をもとに今後の商品提案につなげて参りますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

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